九星気学の本命星のひとつ。五行は土
二黒土星とは
五行では土にあたり、田畑の土にたとえられます。
育てる・支える・手順を守って積み上げる、という働きが持ち味です。
任されると強く、急な変化より続けることに向きます。
目立たないところで場を保っている、という形になりやすい星です。
出やすい傾向
手がかりとして並べたものです。当たり外れを言うものではありません。
二黒土星の象意
二黒土星は、易の八つの卦のうち「坤(こん)」にあたり、大地にたとえられます。大地は種を受け入れて育て、上に乗るものを黙って支えます。そこから、育てる・支える・受け入れる・こつこつ続ける、といった事柄がこの星に結びつけられてきました。
季節では夏の終わりから秋の初めにかけての実りを待つころ、一日では昼過ぎから夕方、方位では南西にあたります。華やかに咲く時期を過ぎて、実を太らせていく時間を受け持つのが、この星の特徴です。
分野ごとの象意
家の中では母や妻、家を内側から支える人がこの星に置かれます。仕事の上では、上に立つ人を支える補佐役や、黙々と手を動かす人がここに入ります。特定の誰かというより「大勢の人々」を表すこともあり、ふだんの暮らしを回している人たち全体が二黒の受け持ちです。
土を扱う仕事、人を世話して育てる仕事、表に立つ人を支える仕事が並びます。毎日の暮らしに欠かせない品を扱う店も、大地のように人を養う働きとして二黒に重ねられています。
食べた物を受け入れてこなす胃や腸、体の土台にあたるおなかが結びつけられています。受け入れて養う働きを持つところ、と読むとこの星らしさが見えてきます。体の調子を占うものではないので、気になるときは医療の窓口に相談してください。
土から作った物、包んで入れる物、長く使って手になじんだ物が並びます。土鍋や陶器は土が形を変えたもの、袋やかばんは物を受け入れて運ぶものとして、二黒に置かれてきました。
土が広がる場所と、手を動かして何かを作る場所の二つに分かれます。故郷や台所は、人が育ち、毎日の食事が生まれる所です。平らに開けた野原や公園も、上に乗るものを受け止める大地としてこの星につながっています。
この星の主題は「地道に積み上げること」です。人や植物を育てる、家族の暮らしを整える、誰かの仕事を手伝う、といった事柄がここに集まります。すぐには目立たない準備や、毎日の繰り返しも同じ流れにあります。
土の中で育つもの、田畑から採れる穀物、素朴な甘みのものが結びつけられています。米や根菜は大地が人を養う姿そのもので、昔から二黒の食べ物として挙げられてきました。
易では坤の卦に牛が当てられ、十二支の未と申から羊と猿が挙がります。働き者の蟻も、こつこつ運んで蓄えるこの星に結びつけられてきました。
昔から二黒土星に結びつけられてきたものを並べています。持つと運が変わる、というものではありません。
暮らしでの使い方
暦の上で二黒土星が巡る日や月は、新しく打って出るより、足元を固めたり、人を手伝ったりするのに向いた時期と読まれます。目立つ成果を求めるより、毎日の暮らしを丁寧に回し、次の実りのための下地を整えると、この星の性質に沿った使い方になります。
下に挙げたのは、一日のうちに終わる小さなことばかりです。全部をやる必要はありません。
次に二黒土星が中心に巡る日
その日の九星の盤で、二黒土星がまん中に入る日です。ふつうは9日ごとに巡り、夏至・冬至のころに間隔が変わります。 日付を押すと、その日の暦が開きます。
二黒土星にあたる生まれ年
九星気学の年の境目は立春(2月4日ごろ)です。 1月1日から立春の前日までに生まれた方は、前の年の星にあたります。 境目の日に生まれた方は、下で生年月日を入れると時刻まで計算して振り分けます。
ほかの星との五行の向き
二黒土星の五行(土)から見た、ほかの星の五行の向きです。相性の良し悪しを言うものではありません。